こんな病気が考えられます

前立腺の病気

膀胱の出口に尿道を取り囲むクルミ大の臓器で、精液の一部を作り出す生殖臓器です。

前立腺肥大症
前立腺肥大症

前立腺が大きくなり尿道を圧迫することで尿の通過障害を起こします。通過障害により膀胱に負担がかかると、頻尿・夜間尿・残尿などの症状を引き起こします。
通常はお薬による治療ですが、状態によっては手術による治療もお勧め致します。

前立腺癌
前立腺癌

前立腺にできる癌です。初期には自覚症状がほとんどありませんが、進行すると骨などに転移をすることがあります。PSA(前立腺特異抗原)という腫瘍マーカーで早期に発見が可能です。早期では手術や放射線治療で完治が期待できます。比較的ゆっくり進むこともありますので年齢や元気度、生活スタイルに合わせた治療を考えます。

前立腺炎
前立腺炎

排尿時の違和感や下腹部の痛みなどの症状があります。細菌感染では高熱を伴うこともありますが多くの場合原因が不明なことが多く、症状を繰り返す事があります。非感染性の炎症や前立腺周囲のけいれんが影響すると言われていますがはっきりした原因はよく解っていません。

膀胱の病気

おしっこがためられる袋で通常最大用量は400-500mlです。

膀胱炎
膀胱炎

尿道から侵入した細菌(多くは大腸菌)によって膀胱内の粘膜が炎症を起こすことで引き起こされます。残尿感や血尿、頻尿などの症状を起こしますが熱は出ません。特殊な膀胱炎として間質性膀胱炎や出血性膀胱炎、放射線性膀胱炎などがあります。

過活動膀胱
過活動膀胱

急に起こる我慢の出来ないような強い尿意を主症状とする症候群です。前立腺肥大症や加齢による膀胱機能の低下の他、脳卒中やパーキンソン症候群と言った脳の病気や脊柱管狭窄症や頸椎症など神経の病気によって引き起こされることがあります。

神経因性膀胱
神経因性膀胱

尿をためたり(蓄尿)尿を出したり(排尿)の信号がうまく伝わらず、頻尿や尿閉(おしっこが出ない状態)になる病態です。過活動膀胱と同様、脳や神経の病気や糖尿病、骨盤内手術(子宮、直腸)の後遺症として出現することがあります。

膀胱癌
膀胱癌

膀胱にできた癌で初期では内視鏡による治療(経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt))で治療が可能です。進行すると膀胱を全て取り(膀胱全摘)おしっこを体の外に出すための手術(尿路変更)が必要になります。血尿や、膀胱炎症状で見つかるケースが多いのですが、血尿自体が1回だけで消えてしまうこともあります。早期発見が非常に大事になりますので自覚できる血尿を一度でも認めた場合には必ず受診してください。

腎臓・尿管の病気

腎臓はおしっこを作るだけでなく、血圧の調節や骨や血液に関係するホルモンを作る・体内の電解質バランスの調整するといった働きをします。また腎臓で作られたおしっこは腎盂を経由して尿管という管を通って膀胱に到達します。腎盂から尿道の先までのおしっこの通る路で尿路と呼びます。

急性腎盂腎炎
急性腎盂腎炎

腎臓が細菌に感染する病気です。膀胱炎では熱は出ませんが、細菌が腎臓にまで到達すると高熱と背部の叩打痛を認めるようになります。抗生剤で治療を行いますが、入院が必要になることもあります。 特に大きな原因のない場合と結石や膀胱尿管逆流などの原因がある事があり、腎盂炎を起こす原因がある場合には原疾患の治療も必要になります。

尿路結石症
尿路結石症

尿路(腎臓・腎盂・尿管・膀胱・尿道)にできる結石とそれに伴う症状です。結石により尿の流れがせき止められると水腎症という状態になり背中や脇腹の痛みを伴います。結石を放置してしまうと腎盂腎炎や腎機能障害の原因となりますので適切な治療が必要になります。また尿路結石は生活習慣病と密接な関係があり、生活習慣の改善が予防につながります。

腎臓癌
腎臓癌

腎臓にできた癌です。以前は血尿や背部痛で発見されることが多かったのですが、最近は超音波の検診などで早期に発見されることが多くなってきています。早期発見ができれば良好な治療成績となりますので、健康診断などの検査をお勧め致します。

腎盂癌・尿管癌
腎盂癌・尿管癌

腎臓で作られたおしっこが膀胱に流れ着くまでの間にできた癌です。血尿や尿潜血陽性で見つかることがあります。癌細胞はおしっこの流れに乗って移動するため、治療は腎臓から膀胱の一部まで摘除する手術となります。血尿を伴う水腎症など、疑わしい場合には入院での精密検査が必要になります。

男性生殖器(陰茎・精巣)の病気

精巣(きんたま)陰茎(ちんちん)前立腺といった生殖に関わる臓器

包茎
包茎

包皮(おちんちんの皮)で亀頭が顔を出さない状態です。手で引っ張れば顔を出す仮性包茎と全く亀頭が出ない真性包茎、一度顔を出した後、包皮が元に戻らない嵌頓包茎があります。小児のお子さんでは成長と共に改善することもありますが、無理に剥こうとせず、ご心配でしたらお気軽にご相談ください。

精巣上体炎
精巣上体炎

高熱と共に精巣の一部が腫れて痛みを伴います。多くは細菌感染により、抗生剤の治療が必要ですが、時に重症化することもあり入院が必要になる場合があります。

陰嚢水腫
陰嚢水腫

精巣の周りに水がたまってしまう状態です。弾力があり柔らかく、痛みは伴いません。
中の水を抜くと症状は取れますが繰り返す場合は手術で改善することが出来ます。

精巣腫瘍
精巣腫瘍

20-40代の青・壮年期に多く、10万人に1人といわれています。精巣が急激に大きくなり、石のように堅くなります。痛みは伴いません。進行は早いのですが、適切に治療をすればよくなることが多いので、必ず受診をしてください。

その他

骨盤臓器脱(膀胱瘤・子宮脱など)
骨盤臓器脱(膀胱瘤・子宮脱など)

加齢や出産により、骨盤の底を支えている筋肉(骨盤底筋)が弱くなり、子宮や膀胱などの臓器が膣口から飛び出してしまう病気で尿失禁や残尿の原因となります。初期であれば骨盤底筋運動やペッサリーといわれるリングを挿入しますが、高度の場合には手術が必要なこともあります。

勃起障害(ED: Erectile Dysfunction)
勃起障害

加齢・喫煙の他、糖尿病・高血圧・高脂血症・肥満など生活習慣病やメタボリック症候群がEDの原因となります。全身疾患の前触れの場合もありますので、一度ご相談ください。ED治療薬は3種類ありいずれも処方可能です。

性行為感染症(STD: Sexually Transmitted Diseases)
性行為感染症

セックスをはじめとする性行為によって感染する病気。不特定のセックスパートナーや不適切な避妊具の使用で感染することが多いです。排尿時痛や尿道から膿が出る、おりものが増える、悪臭がするなどの症状があります。淋病・クラミジア感染・梅毒・性器ヘルペス・HPV(ヒトパピローマウイルス)感染 AIDSなどがあります。

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